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「概要は読まれたらどうなるのだろう」「どうにもならなくなると思う」

戯言シリーズ第二作「クビシメロマンチスト」に登場した零崎人識を主人公に据え、零崎双識無桐伊織匂宮出夢、そして戯言遣いの四人との人間関係をテーマにした小説である。
全四冊、2010年3月25日に発売されており、匂宮出夢との関係零崎双識との関係は、小説現代メフィスト2008年9月号、メフィスト2009年Vol,1に掲載されている。

「時には諦めの決断も大切だ。たとえその対象が登場人物を書く事であっても」


匂宮出夢との関係


零崎人識(ぜろざき・ひとしき)_____殺人鬼。
«零崎一賊»でありながら私立中学に通う奇異な存在。刃物マニア。何故か中学にやってきた出夢のお願いを、成り行きで聞き入れる事になる。
匂宮出夢(におうのみや・いずむ)____殺し屋。
長髪を眼鏡でかきあげた美少女。しかしその内側に入っている精神は残酷な殺し屋の少年。零崎人識を庇って上層部に«報告»しなかった為、うっかり始末されそうになる為、人識に助けを求めた。
西条玉藻(さいじょう・たまも)_____狂戦士。
傭兵養成機関『澄百合学園』の生徒。小学生でありながら高い戦闘力を持つ。うっかり澄百合学園から脱走して、紆余曲折あり人識に力を貸す事となる。
萩原子荻(はぎわら・しおぎ)_______策師。
玉藻をうっかり脱園させてしまったので市井遊馬に助けを呼んだ。それ以外には何もしてない。
市井遊馬(しせい・ゆま)_______ジグザグ。
人類最強の請負人の友人にして、糸術『曲弦糸』を使う。玉藻をつれ戻す為、人識に助太刀した。
直木飛縁魔(なおき・ひえんま)___直木三銃士。
«拳士»を名乗る格闘家。かつて«大戦争»に置いて零崎双識と戦って以来、弟子を取るようになった。後述の二人の他、メイド仮面にも師事している。
直木泥田坊(なおき・どろたぼう)__直木三銃士。
飛縁魔の弟子。人識と交戦。リボルバー銃を使う。
直木煙々羅(なおき・えんえんら)__直木三銃士。
玉藻と交戦。日本刀を使う。
玖渚直(くなぎさ・なお)_________標的。
出夢が投げやりにふっかけられた任務のターゲット。
世界の四分の一を支配する『玖渚機関』の御曹司。とある少年を助けた為山中の別荘に隔離されている。『高貴』『うにっ☆』が口癖。